古江神社について

全国には、8万社以上の神社が有ると言う。


はじめに

■日本では八百万(やおよろず)の神々と、全国で8万数社以上の神社(〜さん・宮・社・神社・大社・神宮など)が有るらしい。 そして、富山県内には2,200数10社、氷見では170数社と言われています。

神社

■日頃は全くの信仰心も無いのに、 初詣には国民の7〜8割が当然のように神社に出かけ、 全体の8割近くが、今だに神前で結婚式を挙げると言われています。 かく言う私も、自治会から神社の責任役員を仰せつかってしまいました。 これを機会に、素人の私がバチ当たりなページを作ってしまったのです。

■例によって、このページを信用しないで下さい。単なる読み物として見過ごして下さいね。 神社本庁とか富山県神社庁とか、そっちの方をご覧下さい。


古江(ふるえ)神社とは

鎮座窪 2431番地 地図
祭神 菅原道真応神天皇、 他八柱
社格指定村社
役員鈴木瑞治(宮司)・鈴木瑞麿(禰宜)
境内232坪
氏子約180戸(窪5・6・7・12組)
由緒 明治15年、天満宮(菅原道真)を古江神社と改称したという。
当地は、往昔の射水郡旧江村の一部だったらしい。 寛文七年(1667年)の書上帳控に見え、寛文年間に産土天神の名が有る。 明治四十一年(1908年)、若宮八満宮(応神天皇・神功皇后・仲哀天皇・仁徳天皇)、住吉社(表筒男神・中筒男神・底筒男神)を合祀、 昭和三年(1928年)、神明社(天照大神・豊受大神)を合祀したという。(いわゆる村社)

■私はこの神社の氏子です。俗称、下の宮(しものみや)。 産土(うぶすな)型の神社であり、主祭神は菅原道真だそうです。 他に、八幡宮の祭神、応神天皇も祀っていることから、 政教分離・一社一村制により、村内に有った幾つかの小祠堂を合祀したものらしい。

■神社誌による住所は「窪 2431番地」とある。 しかし、社務所を持たない小さな神社には習慣上、番地は定めていない。 従って、時の宮総代の自宅を事務所として、神社庁に届けたものであろう。 今後は氷見市の地籍調査の結果、ここに新たな地籍が採番されるらしい。


富山県神社関係者大会

■富山県神社庁設立60周年記念・富山県神社関係者大会に出席しました。

第1部記念式典
開式の辞
神宮遥拝・国家斉唱
敬神生活の綱領唱和
富山県神社庁長式辞
記念表彰・来賓祝辞・被表彰者謝辞
宣言
万歳奉唱
開式の辞

■同会場では、恒例の神宮大麻暦頒布始奉告祭が合わせて執り行われました。

第2部神宮大麻暦頒布始奉告祭
開式の辞
修祓
降神の儀
献饌
祝詞奏上
人長の舞奉
玉串を奉りて拝礼
撤饌
昇神の儀
神宮大麻暦の授受
開式の辞・祭員退下

■伊勢神宮のご遷宮は、持統天皇4年(690年)に第1回が行われたと伝えられ、 今回は第62回(平成25年10月)が予定されていると言います。 それにちなみ(財)伊勢神宮式年遷宮奉賛会の行事として、富山県本部結成式が執り行われました。

第3部富山県本部結成式
開式の辞
本部長式辞・来賓式辞
決意表明
開式の辞

■当日は、氷見支部としてバス2台に乗り合わせ、式典に参加しました。 国家斉唱・万歳奉唱、雅楽を伴った神事・人長の舞奉奏など、通常の式典とは異なった神道独特の運びを感じました。


古江神社の年中行事について

神社

■次のような年中行事となり、

の六神事が有ります。 大祭・祈念祭の日程は、暗黙の内に分っているのですが、正式には三区長会(窪・園・柳田)にて公示されます。


神事について

■ややこしいのですが、大体、次のように行われます。 胡床(こしょう…折りたたみ椅子)が準備されている場合には、起立→着席が加わります。 (うろ覚えです。宮司さん、違っていたらゴメンなさい。)

@浅略神楽かぐら。宮司さんの龍笛、禰宜さんの太鼓で、神様に始まりを知らせます。
A修祓しゅばつ。禰宜さんが祓詞(はらえことば)を奏上します。(起立する。) その後、玉串、宮司さんや全員にお祓いします。(該当の場合は起立する。)
B斎主一拝宮司さんに合わせ、全員が一拝します。(起立する。)
C開扉「お〜〜(三声)」と奥殿の扉を開き、神様をお招きします。降神(こうしん)。(起立する。)
D献饌けんせん。禰宜さんが御神酒・水器の蓋・栓を開きます。
E祝詞奏上宮司さんが、神事に従った祝詞を奏上します。(起立する。)
F玉串奉奠宮司さんが、禰宜さんより玉串を受け取り、奉奠(ほうてん)します。 その後、責任役員・宮総代・各組常会長の順で行います。
G閉扉「お〜〜(三声)」と神様をお送りし、奥殿の扉を閉じます。昇神(しょうしん)。(起立する。)
H撤饌てっせん。禰宜さんが水器・御神酒の蓋に栓をします。
I浅略神楽宮司さんの龍笛、禰宜さんの太鼓で、神様をお見送りします。
J斎主一拝宮司さんに合わせ、全員が一拝します。(起立する。)
K斎主挨拶宮司さんから、神事の云われ等のお話が有ります。
L直会なおらい。祭員が大杯(たいはい)と御神酒を準備します。 そして、宮司・禰宜さん、責任役員・宮総代・常会長、年長者らが大杯(一拝・一拍手)を頂きます。

※中・小祭の場合は、飾付け、祭壇、神職の衣装、幾つかの手順が省略されます。


参詣の心得

■まず、手水(てみず)をしましょう。 口をすすぐ時は、柄杓を口に付けてはいけません。

手水の作法
@右手で柄杓を取り、水を汲んで左手を清めます。
A柄杓を左手に持ち替え、右手を清めます。
B再び柄杓を右手に持ち、左の手のひら水を受け、口をすすぎます。
C口をすすぎ終えたら、もう一度、水を左手に流します。
D最後に、水の入った柄杓を立て、柄に水を流します。
E柄杓置きに伏せて置きます。

■一般的な参拝では、この後、まず賽銭(さいせん)を投げ、そして鈴を鳴らし、 二拝二拍手一拝の拝礼をします。

■参道や拝殿などの中央は、神様の通る正中(せいちゅう)なので、避けて通りましょう。 ただし、拝礼・玉串奉奠などの時はかまいませんが。


拝礼の心得

■これだけ知っておけば、どこの神事に出ても恥を欠かないと思います。

拝礼の作法
@お参りの挨拶として、揖(ゆう)をします。
神前では、上半身を四五度に折り、深揖(しんゆう)をします。
Aまず、神前に進み姿勢をただします。
B背中を平らにし、腰を九十度に折り、二拝(にはい)します。
C胸の高さで手を合わせ、祈念を込めて、右指先を少し下にずらします。
D肩幅程度に両手を開いて、二拍手(にはくしゅ)します。
E指先を揃えます。
F最後にもう一度、腰を九十度に折り、一拝(いっぱい)します。
G終わりの挨拶として、揖(ゆう)をします。

■時たま、仏式でのお参りを見受けしたので、掲げてみました。

玉串拝礼(奉奠)の作法
@神職に対し、揖(ゆう)をします。
A右手で玉串の榊の根元の方を上から、左手で中程を下から支え、 胸の高さにやや左高に、少し肘を張って受け取ります。
B神職に揖(ゆう)をして、機会を待ちます。
C神前に進み、揖(ゆう)をします。
D玉串の先を時計回りに九十度回し、左手を下げて元を持ち祈念をします。
E玉串を更に時計回りに回し、右手を離し玉串の中程を下から支えます。
F左手を右手下に添えます。
Gやや進んで、榊の根元の方を神前に向けて、案(玉串などを供える台)の上に置きます。
Hやや下がり、二拝二拍手一拝の作法でお参りします。
I神前に揖(ゆう)をして、退席します。

■玉串を受け取る場合の右手の間違いと、祈念忘れが多いようです。


直会での心得

直会(なおらい)の作法
直会、即ち関係者は徹した御饌(みけ)・御酒(みき)を頂戴いたします。
大杯や撤饌は礼手(らいしゅ:一拝一拍手)してから戴きます。
大杯を戴いた場合は、次の方の為に準備された山折りの半紙で軽く拭いておきます。
礼手します。

■合掌では無く、礼手(一拝一拍手)とは知りませんでした。


神饌について

神饌(しんせん)
祭神に供する御饌(飲食物)のことです。
即ち、米・酒・塩・水および魚・鳥・海菜・野菜・果実・菓子(餅)などです。
(家庭の場合は、米・塩・水だけでも良いようです。)

■古江神社では、なるべく地産の神饌を準備し、三方(さんぼう)に並べています。

・米普通の白米です。袋入りの場合は開封しておく。
・酒禰宜さんが献饌し易いように、あらかじめ封栓を切っておきます。
・塩精製塩より「海の荒塩」が良いと思います。
・水祭礼当日、水器で用意します。
・菓子予算の関係で、餅は歳旦歳の場合のみ用意していますが。
・魚頭を正中に向け、海魚は腹を川魚は背を奥に向けます。
・鳥始末が悪いので、卵で代用しています。
・海菜昆布、海苔など。「花鰹」も代用していますが。
・野菜香辛系(ネギ・ニラ・ニンニク)はダメだそうです。
・果実地産以外のバナナでも、何でも良いと思っていますが。

■うろ覚えです。宮司さん、違っていたらゴメンなさい。 (新嘗祭では、正式には煮炊きした物を供えるらしい。)


大神等への拝詞

■祭礼に従い神職が行いますが、ここでは氏子に関係した祝詞を上げます。

祓詞(はらえことば)
掛(か)けまくも畏(かしこ)き 伊邪那岐大神(いざなぎのおほかみ)  筑紫(つくし)の日向(ひむか)の橘小戸(たちばなのおど)の阿波岐原(あわぎはら)に  御禊(みそぎ)祓(はら)へ給(たま)ひし時(とき)に生(な)り坐(ま)せる祓戸(はらえど)の大神等(おほかみたち)  諸(もろもろ)の禍事(まがごと) 罪(つみ) 穢(けがれ)有(あ)らむをば  祓(はら)へ給(たま)ひ清(きよ)め給(たま)へと白(もう)す事(こと)を 聞(きこし)食(め)せと  恐(かしこ)み恐(かしこ)みも白(まを)す

■神社の修祓では必須の拝詞です。 このあとは祭礼によって様々な拝詞が有るようですが、一般の家庭では次が良いようです。

神棚拝詞(かみだなはいし)
此(これ)の神床(かむどこ)に坐(ま)す 掛(か)けまくも畏(かしこ)き  天照(あまてらす)大御神(おほみかみ)  産土(うぶすなの)大神等(おほかみたち)の 大前(おほまへ)を拜(おろが)み奉(まつ)りて  恐(かしこ)み恐(かしこ)みも白(まを)さく
大神等(おほかみたち)の広(ひろ)き厚(あつき)き御恵(みめぐみ)を  辱(かたじけな)み奉(まつ)り  高(たか)き尊(たふと)き神教(みをしえ)のまにまに  直(なほ)き正(ただ)しき真心(まごころを)もちて  誠(まこと)の道(みち)に違(たが)ふことなく  負(お)ひ持(も)つ業(わざ)に励(はげ)ましめ給(たま)ひ  家門(いへかど)高(たか)く身健(みすこやか)に  世(よ)のため人(ひと)のために盡(つく)さしめ給(たま)へと  恐(かしこ)み恐(かしこ)みも白(まを)す

■次は、神棚拝詞のお正月バージョンです。(参考)

神棚拝詞(かみだなはいし)
此(これ)の家(いえ)の守(まも)り神(がみ)として  此(これ)の神棚(かみだな)に斎(いわ)い奉(まつ)る  掛(か)けまくも畏(かしこ)き  天照(あまてらす)皇大御神(すめおおみかみ)を始(はじ)め  産土大神(うぶすなおほかみ)の大前(おほまへ)に 恐(かしこ)み恐(かしこ)みも白(まを)さく
新(あたら)しき年(とし)の始(はじ)めの今日(きょう)の生日(いくひ)の足日(たるひ)に  御前(みまえ)に礼代(いやじろ)の幣帛(みてぐら)捧(ささ)げ奉(まつ)りて  拝(おろが)み奉(まつ)り状(さま)を平(たい)らけく安(やす)らけく聞(き)こし食(め)し給(たま)いて  家内(やぬち)平穏(おだ)えに幸(さき)く真幸(まさき)く  常磐(ときわ)に堅磐(かきわ)に  夜(よ)の守(まも)り日(ひ)の守(まも)りに守(まも)り恵(めぐ)み幸(さき)わえ給(たま)いて  子孫(うみのこ)の八十(やそ)続(つづ)きに至(いた)るまで  五十橿(いかし)八桑枝(やぐわえ)のごとく  立(たち)栄(さか)えしめ給(たま)えと  恐(かしこ)み恐(かしこ)みも白(まを)す

■男子が生誕した家庭では、お正月に天神様を飾りお参りします。 次は、天神様バージョンです。(参考)

天神様拝詞(てんじんさまはいし)
此(これ)の神床(かむどこ)に坐(ま)す 掛(か)けまくも畏(かしこ)き  菅原道真公(すがわらみちざねこう)の大前(おほまへ)に 恐(かしこ)み恐(かしこ)みも白(まを)さく
新(あたら)しき年(とし)の始(はじ)めの今日(きょう)の生日(いくひ)の足日(たるひ)に  御前(みまえ)に礼代(いやじろ)の幣帛(みてぐら)捧(ささ)げ奉(まつ)りて  拝(おろが)み奉(まつ)り状(さま)を平(たい)らけく安(やす)らけく聞(き)こし食(め)し給(たま)いて  家内(やぬち)平穏(おだ)えに幸(さき)く真幸(まさき)く  常磐(ときわ)に堅磐(かきわ)に  夜(よ)の守(まも)り日(ひ)の守(まも)りに守(まも)り恵(めぐ)み幸(さき)わえ給(たま)いて  子孫(うみのこ)の八十(やそ)続(つづ)きに至(いた)るまで  五十橿(いかし)八桑枝(やぐわえ)のごとく  立(たち)栄(さか)えしめ給(たま)えと  恐(かしこ)み恐(かしこ)みも白(まを)す

■このページ作成に当たり、大神等を拜み奉りて恐み恐みも白す。


ややこしい敬礼

■挨拶(あいさつ)とか会釈(えしゃく)とか、私達はよくペコペコした方が、礼儀正しいと思われますが…。

拝(はい)自分が神様に対し、拝(おが)む場合(90度)。
平伏座って宮司の祝詞を聞く場合や、お祓いを受ける場合。深(60度)と浅(45度)の場合がある。
磬折(けいせつ)上記において、起立していた場合。
揖(ゆう)場所・場面における区切りの礼。深(45度)と小(15度)の場合がある。
屈行正中(せいちゅう)を横切る場合(15度)。

■その場面や考え方によって、名称が角度(腰の曲げ方)が違うんですね。


ややこしい起居・進退

■機会が有ったら、神職の体・足裁きにも関心してね。

進左退右(しんさ・たいゆう)正中では、進む時は左足から。
起右座左(きゆう・ざさ)正中では、起きる時は右足から。
進下退上(しんげ・たいじょう)正中以外では、進む時は下位の足から。
起下座上(きげ・ざじょう)正中以外では、起きる時は下位の足から。

■すごく気配りされていたのに、私達は何も知らないで…。
すなわち、上位の方(奥・左大臣側・お偉いさん)に、初動作では尻を向けない配慮だったのです。


敬神生活の綱領

■神道は天地悠久の大道であって、崇高なる精神を培ひ、大平を開くの基である。
神慮を畏み祖訓をつぎ、いよいよ道の精華を発揮し、人類の福祉を増進するは、使命を達成する所以である。
ここにこの綱領をかかげて向かふところを明らかにし、実践につとめて大道を宣揚することを期する。

一.神の恵みと祖先の恩に感謝し、明き清きまことを以て祭祀にいそしむこと
一.世のため奉仕し、神のみこともちとして世をつくり固めなすこと
一.大御心をいただきて睦び和らぎ、国に隆昌と世界の共存共栄とを祈ること

■何んかの会合に出席したのだが「国歌」斉唱と、この「敬神生活の綱領」奉唱が、必ず式辞に先立つので掲示してみました。


神社建築の様式

■建築様式には、色んなパターンが有るようなので…。

1.神明造切妻の流れ側が正面。 (P.275) 形式1
2.大社造切妻の妻入り側の右に振れた正面。 (P.345) 形式2
3.八幡造正面は二重切妻の流れ側。外陣・相の間・内陣と続く。 (P.383) 形式3
4.流れ造一方の切妻が正面の階段を覆う。 (P.463) 形式4
5.住吉造切妻の合掌が正面で、外陣・内陣と続く。 (P.705) 形式5
6.権現造拝殿の右左に、東間・西間がある。 (P.783) 形式6

■カッコ内は、文献「富山県神社誌」での参照ページです。


神社の名称

■産土(うぶすな)様・鎮守(ちんじゅ)様とは、私たちが生まれた土地・建物の神様(地縁的な神)を言い、 氏神(うじがみ)様は、元々は一族が共同でお祀りする神様(血縁的な神)のことを指しました。 この様な神様に対し、私達は産子(うぶこ)・氏子(うじこ)と呼ばれています。

■神社の名称は、一般的に地名(産土・鎮守)が多いのですが、 次の様な名称の場合には、どの様な神様が祀ってあるかが推察できます。

■参考として、神々と祀る神社を参照して下さい。


関連ページ