作業計画
幼穂(ようすい) †
- 幼穂形成期
生殖生長期。7月12日頃。
出穂25日前頃に、株元から5cmほどの間をカミソリで裂くと、節の上に1~2mmほどの白い産毛のようなものが出てくる。
この時期に、
- 幼穂と葉色から、追肥を検討し、穂揃い期の葉色を4.2~4.5に誘導する。
- 葉色が3.5以上、草丈が82cm以上だと、倒伏に注意する。
幼穂長(mm) | 出穂前(日) | 備考 |
2 | 22 | |
8~10 | 18 | |
19~50 | 15 | |
80~100 | 10 | 倒伏が心配の場合の追肥 |
- 穂ばらみ期
減数分裂終期。
(減数分裂とは、生物が生殖細胞を作るときに行う細胞分裂で、染色体の数は元の半分になる。)
幼穂全体は10cmにもなり、止葉の葉鞘に包まれて外からは茎が膨らんで見える。
- 出穂期
当地では8月5日前後。
- 出穂始め…全体の10~20%の株が出穂した時。7月31日頃。
- 出穂期…全体の40~50%の株が出穂した時。8月4日頃。
- 穂揃い…全体の80~90%が出穂した時。出穂期の2~3日後。
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